このブログの最初の投稿「プロローグ」でも触れましたが、僕が40代半ばになった今、英語学習をやろうと思ったのかを、改めて書いておきたいと思います。
英語には興味あったけど必要なかった
英語にはもともと興味がありました。海外の音楽や映画が好きだったので、翻訳を介さず、アーティストが表現していることを理解できたらいいなという思いからでした。
しかし、それだけでは英語を学ぶモチベーションとしては成立しませんでした。
特に20~30代は仕事に全力を傾けないと取り残されてしまうという恐怖があり、仕事に関係無いことは排除してきました。
また、仕事で英語をが必要とされていなかったという理由もあります。
なので、英語を学ぶということは僕の優先順位としては遥か下位にありました。
なぜ、40代になって英語を学ぼうと思ったのか?
では、なぜ、40代になって英語を学ぼうと思ったのでしょうか?
そのきっかけは2016年にGoogle翻訳がアップデートされ、翻訳の精度が大幅に向上したことでした。
それまでGoogle翻訳で翻訳すると思わず笑ってしまうような翻訳結果が出ていましたが、このアップデートを境にビジネスユースにも耐えられる精度となりました。これを目の当たりにしたとき、英語でのコミュニケーションは特別なものではなく、至って簡単なものへとなったんだという思いました。今までの「英語=日本においては特別なもの」という考えが覆されました。
そして外国語での読み書きが容易になるということは、仕事のやり方が今後大きく変わってくる可能性があると思いました。
英語での読み書きのハードルが低くなるということは、そういう機会が増えていくということを意味します。それに日本にもグローバル化の波が押し寄せ、さらに日本は人口減によるビジネス機会の減少に伴い海外とのビジネスを積極的におこなっていかなくてはならない状況になってきています。
つまり、英語で仕事をするのが当たり前の時代がまた一歩現実となりつつあるのです。
英語はこれから生き残るために必要なもの
そんな時代に必要なことはなんでしょうか?
英語でのコミュニケーション力です。すなわち英会話です。
何も媒介せずにコミュニケーションをとったり、読み書きでは伝えきれないニュアンスを伝え合ったりして、信頼関係と友好関係を結んでいくために、誰もが会話力を必要する時代がすぐ近くだと思っています。
「喋ったことをそのまま翻訳するツールが出てきているから、英語力がなくても問題ないのでは?」という意見もあるかもしれません。
しかし、コミュニケーションとしての会話という点を踏まえると、やはり自分の口から英語を発しないと意味がないと思います。というか、ツールを介した会話だと、結局、読み書きでのコミュニケーションと大差がないのではないでしょうか?
つまり、Google翻訳の登場により、異言語を話す相手とのコミュニケーションに求められるものがもう一段深いものとなりつつあるのです。
だから、これからは最低でも英語を自分の口から発して、コミュニケーションを取れるようにならないといけないのです。
そこで、リタイアまであと20年くらいある僕は、今後の生き残っていくために英語を本気で取り組まないといけないのです。そのため、スタートは暇つぶしに近かったのですが、本格的に英語学習を始めたのです。
はじめてから少したったころ、LinkedInに英語でプロフィールを追加してみたら、外資系企業からオファーが頻繁に届くようになりました。僕は英語ができることで広がるチャンスを目の当たりにしました。
そのチャンスを掴み、生き残っていくために、僕は英語を学びます。
それが40代半ばのオジサンとなった僕が、今さら英語を学ぶ理由です。
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